QUALITY IMPROVEMENT ACTIVITIES

品質向上活動

品質向上活動

私たちはお客様のもとに安心して使っていただける高品質な製品をお届けすることを目指し、
品質の維持・向上活動に取り組んでいます。

生産準備段階からの取り組み

生産準備段階から各機能軸(開発、生産技術、工場)を対象に生産準備の各フェーズが適切に実行されているか、約300項目のチェック項目を整備し、社内監査を実施しております。

市場品質改善活動

市場からの情報(お客様要望や不具合情報など)をいち早く収集し、開発・製造・生産技術・品質の各部門一丸となって迅速に改善活動を行っております。

  • 01 市場指摘部品の回収

    実際に起きている現象を確認し、明確化

    • ・情報の収集
    • ・市場指摘部品のお客様の訴え内容と事象の確認
  • 02 社内合同解析

    不具合現象の共有化と確認事項、役割分担の決定

    • ・開発、製造、生産技術と市場指摘部品を確認し事実の共有
    • ・開発、製造、生産技術間での調査事項及び役割分担の決定
  • 03 対策検討・
    審査

    要因解析及び対策案の検討・審査

    • ・故障要因分析と試験結果、再現確認から、原因を特定
    • ・特定された原因から対策案を検討、サンプルを作製し、試験等により、効果を確認
    • ・開発、製造、生産技術との対策内容の合意、決定
  • 04 対策実施

    対策内容の工程への織り込み

    • ・対策内容の工程への適用

      ※金型の修正、或いは、作業工程の追加等による対策内容の工程への適用

  • 05 対策品適用

    対策適用品の生産

    • ・対策内容のライン採用
  • 06 対策品納入

    対策品の納入

    • ・対策品をカーメーカーへ納入
  • 07 再発防止・
    水平展開

    不具合内容・対策についてグローバル拠点へ情報展開実施

    • ・製造対策の場合は、グローバル各拠点に不具合内容と対策内容の情報共有
    • ・設計対策の場合は、次期車へフィードバックする
    • ・技術標準への落し込み

      ※対策情報は、品質情報システムへインプットしており、グローバル各拠点でチェックしている。また、次期車の開発に対し、過去のトラブル情報として活用している。

品質情報管理システム:未然防止と再発防止への有効活用

過去から学び将来に活かせる『品質情報管理システム(WINGS※1)』を構築し、品質改善活動に役立てています。
当システムでは、国内外の生産拠点の品質情報をリアルタイムに共有し、過去の品質課題を次のモデルに活かせるような情報基盤作りに取り組んでいます。